Thu 2011-11-17

ライド Ride

1988年にイギリスのオックスフォードで結成され1996年に解散。

背中をまるめ、うつむいてギターを弾く、
オーディエンスには顔を向けず自分の靴を見つめるかの様。

だからシューゲイザー。

マーク・ガードナー (Guitars, Vocals) と、アンディ・ベル (Guitars, Vocals) は、
オックスフォードで出会い、その後バンベリーに移り、
ローレンス・コルバート (Drums) と出会い、
スティーヴ・ケラルト (Bass) の4人が出会いバンドを結成。

最初のコンサートは1988年の大学のクリスマスパーティーだそうです。

バンベリーにて「Chelsea Girl」と「Drive Blind」が入ったデモデープを作成。

1989年に穴埋め出演したライブでアラン・マッギーの目にとまり、
スープ・ドラゴンズのサポートバンドとして活動した後、
クリエイションとレコード契約を結びました。

1990年「Chelsea Girl」を含むシングル「RIDE EP」でデビュー。

轟音ツインギターとスピード感溢れるドラムス、
対峙するかのようなツインボーカルによる清涼感溢れるハーモニー、
美しいメロディが混然一体となったサウンド、初めて聴いたときは衝撃を受けました。

EPはインディーチャート1位となり、
ライブではその強烈な轟音で聴衆を圧倒し、
新世代のニューカマーとして一躍注目の的となります。

続く 2ndシングル「PLAY EP」リリース。
「Like a Daydream」の衝撃的なサウンドは本国イギリスは勿論、
日本でも話題となりはじめます。

彼らのフェイバリットであるビートルズを思わせるポップなメロディーに、
パンクな衝動にザ・スミスの様なメランコリズムが共存する、
この強烈なナンバーはライドの代表曲となりました。

「PLAY EP」当時の日本の輸入盤店で品切れ続出でした。

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また、この年のレディング・フェスティバルに登場、
実質 2枚のシングルのみという実績で、
彼らは当時隆盛を誇ったマンチェバンドをむこうに回し、
堂々のパフォーマンスを見せます。

なお、この1st2ndシングルは、
その後カップリングされ「Smile」としてリリースされます。

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待望の 1stフルアルバム「Nowhere」は同年10月に発売。
プロデュース、アートワークなども彼ら自身が手掛け、
曲のクレジットもバンド名義というバンドの初期衝動に忠実な一枚。

同年暮れには早くも初来日を果たします。
チッタでのライヴもすごくワクワクして行ったのを今でも思い出します。

1992年に2枚目のアルバム「Going Blank Again」をリリース。
新しい試みが行われた一枚。

初期衝動のままバンドの勢いやサウンドを継続していくには難しい局面を迎えていき、
人気とは反比例してバンド内の軋轢も生まれ、
特にガードナーとベルの音楽的価値観の違いが大きくなってきます。

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1994年に彼らの3枚目のアルバム「Carnival of Light」リリース。

この頃から安定感の強いサウンドを生み、
初期ライドのサウンドに特徴的だった衝動性、疾走感といった、
エモーショナルな要素が薄れていってしまい、
デビュー時からのファンの反応は賛否両論でした。

さらに、UKシーンはブリットポップへと移り変わった頃、
1996年はオアシスの「モーニング・グローリー」が大ヒット。

彼らのサウンドも更なる変化が現れ、
「Carnival of Light」以上にシューゲイザーから離れ、
よりブリットポップよりのものになっていきました。
初期の轟音サウンドは復活したものの、
ノイズ色の強いサウンドは影を潜め、
よりポップで耳あたりのよい曲が主流となりました。

数々のトラブルを経て、4thアルバム「Tarantula」は1996年にリリース。

ですが批評家やファンからの評価は芳しくなく、
チャートアクションは最高位21位と商業的にも失敗に終わりました。

またアルバムリリースよりも先にライドは分裂してしまい、
1996年1月には正式に解散を発表してしまいます。


解散後、バンドメンバーは様々なプロジェクトに参加してます。
一番有名なのは、アンディ・ベルはオアシスにベーシストして活躍。

ヴォーカルもギターもメロディーもメンバーのルックスも、
初期のシングルのジャケットのデザインワークもすべて美しく、
もう完璧です。

今聴いても逝けます。
私にとって、この手の音の陶酔感が一番好物です・・。

一度聴いてみて下さい。お勧めします。

イギリスのユースカルチャームーブメントをご紹介する上で外せません。
私がリアルタイムで感じた、当時の英国の音楽シーンを感じて頂ければと思います。
http://www.rising-mini.jp/
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