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Thu 2009-07-09

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ゲット・レディー Get Ready 2001y

New Order復活の6thアルバム「Get Ready」。
プライマル・スクリームのボビー・ギレスビーや、
スマッシング・パンプキンのビリー・コーガンがゲストボーカルで参加しています。
これまでに無くロックな感じのアルバムとなっており、
シンセサウンドは減っていますが、その分、表現深くなった感じがします。
個人的には「Slow Jam」の詩的な歌詞と、単純なコードの繰り返し、
呟くようなボーカル!最高にシビレます。

この作品がリリースされるすこし前くらいの時期、
ニューオーダーのアルバムは全て日本盤廃盤状態!
若い音楽ファンなんかには、全く知名度のない過去のバンド扱いでしたが、
何故か、この作品リリース直前頃になって、日本のロックフェス出演などで、
若い音楽ファンに急激に認知され出し、リスペクトするアーティストもやたら出てきて、
いつの間にかかなりの大物扱いとなっていました。不思議でした。

彼らをリアルタイムで知る身としては、
驚くやら・・・、なんか不気味と言うか・・・・、
チョッと前なんか、日本の車のCMソングになってましたから・・・。

不思議なムーブメントに押され、大物バンド扱いになってしまいました。

本作は立派なおっさんバンドとなっても驚異的に若い?今の音作りで、
メロディの冴えは衰えず、復活作にありがちな、流している様な、
リハビリ感は微塵も感じられません。

ちなみに私、このアルバムの特大ポスター一畳ほどのサイズを持っております。
本国のストアー促販用のポスターだと思われます。チョッと自慢です。

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ウェイティング・フォー・ザ・サイレンズ・コール Waiting For The Sirens' Call 2005y

2005年発表のNew Orderのアルバム「Waiting for the Sirens' Call」
「キラーズ」「インターポール」「フランツ・フェルディナンド」・・・・、
いずれもニュー・オーダーに影響されなければ、
カントリー&ウエスタンなアルバムで終わっていたかも知れません・・・。

前作「Get Ready」で見せたロックな雰囲気がそのままこのアルバムでも続いており、
スカスカではなくドッシリとした激しいリズムとピーター・フックのベース・ラインに支えられ、
美しく揺れるメロディにエモーショナルな細い声のバーナード・サムナーがマッチしています。

確かな手触りを感じる曲が多く、クォリティの高い曲が揃っています。
特にシングルカットされている「Krafty」は彼らならではの緩いながらも、
緊張感を感じさせる曲になっています。おすすめします。

私が、New Orderが好きなのは、「切ない」という感覚を抱いて、
生きているのは自分だけじゃないと思えるところを非常に強く感じ、
特に90年代半ば以降のバーナードサムナーの作る音楽は、
一貫してそういう印象を強く受けます。

バーナードサムナー自身、かなりの「引っ込み思案」で、
音楽で自分達を慰めるのが、精一杯というセンシティブな印象で、
個人的には、そういうダメ人間大好きなんですが・・、
彼自身、年齢を重ねたことや、メンバー間の軋轢を乗り越えてきたという、
人間的なエモーショナルな経験を経たこともあるのでしょうが、
ここ最近の彼の音は、スミスのジョニーマーと組んだ「エレクトロニック」も含め、
エネルギーが以前より外に向かってきたと感じます。
そして、「ウェイティング・フォー・ザ・サイレンズ・コール」も、
そういう最近の傾向の延長線上にある雰囲気を持っている様に感じます。
・・・と、少し大げさに書きましたが、彼らの良さは、そんなことをまったく抜きにしても、
非常に洗練されたポップソングを作っている事だと思います。
真剣に聞いても、BGMとして流しても、フロアで踊っていても、違和感を感じません。
良質の音楽、最上級のBGMだっていうところが、驚異的です。

是非、聞いてみて下さい。
気に入った人は、エレクトロニックの「TWISTED TENDERNESS」もお勧めです。

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そして、サブスタンス Substance 1987y

ベスト、コンピは幾つかリリースされていますが、
私はコレを強く押したいアルバムです。

1987年までにリリースされたシングルのA面をDISC1に、
B面曲をDISC2に収録したベスト的アルバム。
彼らのシングルはアルバムに収録されていないものが多く、
また収録されていたとしても、バージョンが違うとかミックスが違うとか、
とにかくコレクター、マニア泣かせのグループなので、ベスト盤とはいえ、
このアルバムは押さえて下さい。New Orderビギナーに入門盤として最適です。

この作品を聞くと、彼らが後のテクノやハウスの大きな源流の一つであることを
再認識出来るでしょう。

イギリスのユースカルチャームーブメントをご紹介する上で、外せません。
英国車を取り扱いする当店としては、皆さまにチョッと掘り下げて、
私がリアルタイムで感じた、当時の英国の空気を感じて頂ければと思います。
http://www.rising-mini.jp/
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