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Fri 2009-10-23

スパークプラグについて。

一見、何てことない部品なんですが掘り下げるとかなり難しい話題で、
私自身、あんまりよく解っていないディープな話になってしまいます。

そんな訳で、主に熱価その他について、真面目にお話します(笑)。

スパークプラグの中心電極の碍子(がいし)表面温度は、通常450℃~950℃の範囲にあるのが良いとされています。約450℃と言う温度は碍子に付着したカーボンを焼き切ってしまう事が出来る温度で、この温度以下ではカーボンを焼き切ることが出来ず、カーボンが堆積しミスファイヤーの原因になります。また、950℃以上になると碍子が熱源となって、プレイグニッション(過早点火)を起こしてしまう場合があります。その様な状態になると、エンジン本体にダメージを与えてしまう事になります。

エンジン回転中スパークプラグ先端は非常に高温度の燃焼ガスにさらされているので、受けた熱を逃がさないと、先端温度はどんどん上がってしまいます。このスパークプラグが受けた熱を発散させる度合いを熱価(ヒートレンジ)と言い、熱が発散し易いスパークプラグを高熱価(冷え型)、熱が発散し難いものを低熱価(焼け方)と言います。

それぞれエンジンに適した熱価のスパークプラグがあるのですが、熱価の合わないプラグを使用した場合、例えば必要以上に高熱価(冷え型)を付けた時、中高速時にはそれほど問題は起きないでしょうが、低速時及びアイドル時には燃焼ガスの量も少なく温度も高くないので、中心電極の温度が下がってしまい、カーボンが堆積しエンジン不調になる場合があります。逆に必要以上に低熱価(焼け型)を使った場合は、低速時にはあまり問題は無いのですが、高速高負荷運転を続けた場合に、中心電極の温度が高くなり過ぎ、プレイグニッションが発生しパワーが落ちたり、異常燃焼により、エンジン本体に重大なダメージを与えます。

スパークプラグの熱価の一般的な判断の仕方は碍子部分の焼け具合で判断します。

※NGK様のHP画像参照です。

00.jpg狐色に焼けていれば良好。

01.jpg 黒くカーボンが付着していれば熱価が高すぎる。

08.jpg 白く粉を吹いた様になっていれば熱価が低すぎる。

09.jpg プレイグニッション(過早点火)を起こした場合。

ただ、しばらくアイドリング状態が続いた後や、市街地走行が中心の使用環境等の場合、
スパークプラグを外して点検した際に必ずしも狐色になっていない場合がほとんどです。
多少カーボンが付着した状態でも熱価が合っていないとは言えません・・・。


さてさて、では皆様が乗っているミニやMGやロータスの場合はどうかと言うと、
ミニやMG-B、ミジェット(Aタイプ)の場合、マニュアルではチャンピオンのN9Yが指定です。

これは日本で最も一般的なNGKの熱価にすると6番になります。
ですから、BP6ESとかBP6EYと言ったものを使えばいいのですが、
5番でも殆ど問題なく、街乗り中心では、かえって燻りづらくイイようです(キャブ車の場合)。

ロータスT/Cの場合、指定はチャンピオンN7Yになっています。
これも同様で、BP7ESとかBP7EYと言ったものを使えば良いことになります。
チューニングしていないスタンダードな状態のエンジンであれば6番の方が良いようです。
アイドリングから通常の高速走行まで全く問題は起きていません。
7番だと、長くアイドリングを続けたような時に燻ることが時々あるようです。

記号の見方ですが、BPR6ES NGK社製の場合、

B ⇒ ネジの太さを意味します。
P ⇒ プロジェクト量(電極の突き出し量)を意味します。
R ⇒ 抵抗が入っている事を意味します。
6 ⇒ 熱価を表します。
E ⇒ ネジの長さを意味します。
S ⇒ 電極の形状を意味します。Aは標準、YはV溝付き等です。

余談ですが、国産プラグだと以下の記号がつく場合もあります。

L ⇒ デンソー製と熱価を合わせる為に設けた中間を意味する物です。
     つまりこのプラグは熱価が5Lとなり、5.5であるという事です。
11 ⇒ 電極の隙間の大きさを意味します。11は1.1ミリという事です。
      ここに何も書いていない物は0.8ミリという事です。



チョッと、話はそれますが、しばらく寝てた車のエンジンを掛けようとした時、
全く掛かる気配がない・・・といった経験があるかと思います。
燃料系、電気系を点検しても全く異常がなく、スパークプラグを点検しても、
かぶりも燻りもなく電極の磨耗も正常・・・。
しかしエンジンが掛からない・・・と、いったことが時たまあります。
こんな時は、モノは試しにスパークプラグを新品に交換してみて下さい。
多分、掛かっちゃうと思います。何でか知らないけど・・・・。
一度、始動したエンジンに、原因となったスパークプラグを戻しても、
エンジンは正常に再始動しちゃうんです・・。なんでかは謎です。わかりません。

まぁ、スパークプラグになにかしらの原因があるだろうと思われます。
そこで、予備のプラグ1セット位はは常時車載しといた方がヨイでしょう。

長くなりましたが、ここで私がお話したかったのは、むやみやたらに高価なスパークプラグを購入し、クルマに入れっぱなしよりは、普段の使用状況や環境に応じて、クルマに合った熱価の標準的なスパークプラグを定期的に交換する習慣を持って下さい・・と、言う事です。
http://www.rising-mini.jp/
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