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Mon 2009-03-30

AT載せ替え、その3です。
エンジン、ミッションの組み立て自体は、特に「これ」といったものは無く、
普通に組み込みますが、ATならではの、幾つかの注意点があります。

gazou_0314_004.jpg

例えば、オイルフィルターヘッドにシリコンボンドを塗っているミニを診ますが、
オイルが滲むからといって、この部分に使用してはいけません。
下には コントロールバルブボディがあるので絶対使用してはいけません。
油圧がMAX14k位かかるわけですから、ボンドでオイル漏れが止まる訳ありません。
千切れたカス等ででオイルラインを塞いでしまいます。壊れます。

液体パッキン、シリコンボンドの使用はケースバイケースです。
適当にオイル漏れしているからと、使用していると思わぬトラブルを招きます。
接合面の面出しや、組み込み時のトルク管理をキチンとしていれば大丈夫です。

gazou_0310_029.jpg

スロットルボディやECUなど補器類等を組みつけていきます。
インジェクター清掃を行い、バキュームホース類は新品を使用しました。

水周りは要整備です。
ウォーターポンプからの水漏れが出始めており、
各部品交換しています。

gazou_0314_1072.jpg

各パッキン、シール、ガスケット類は当然、新品使用です。
オイルもれとはオサラバしましょう。

gazou_0310_035.jpg

新品オイルシールを組み込み、
リングギアーも要点検して、
トルコンを取り付け致します。

gazou_0314_066.jpg

ケースごとの交換作業なので、シフト位置の調整をします。
キックダウンレバーの調整も必ず行います。

ミニのオートマのシフトはシフトレバーにてワイヤーにてシフトを動かしています、
そのシフトのクレビスピンやワイヤーにガタがでたり、ワイヤーが伸びたりします。
パーキングで調整すると合わなくなる場合があり、
ドライブレンジで押し切れないことにもつながり、
ハウジングカバーにシフトのカムが当たってしまいます。

シフトの調整はドライブで合せ、調整します。

シフトだけを先に入れカムを取り付ける際に当たってないか必ず確認します。
当たるようであれば、シフトロッドのナットの位置をずらしたり、
ハウジングケースを削ったりカムを削ったり、加工いたします。
確実にドライブの位置に押し込めるか、遊びがあるかを確認してから、
ワイヤーの調整をします。シフトの作動不良によるATの破損は意外と多いです。

gazou_0310_000.jpg

最終的な調整を行い、オイル、LLCを入れます。
エンジンオイルはトルコンが空の状態で、8.5L!入ります。
オイル注入後エンジンを始動しますが、始動後の空ぶかしは厳禁です。

オイルラインのエアーが抜ける音がするまで、シフトチェンジ、空ぶかし禁止です。
エンジン、トルコンなど全体にオイルが回ってからシフトレバーを操作します。

アイドリング時にエンジンオイルが温まりきる前に、
油圧測定しドライブにつないで7kg以上、リバースで10kg以上必要です。
油圧が6kg以下の場合、ポンプ、エンジン本体の不具合が考えられます。

gazou_0314_01.jpg

オイルもれ、異音、異常が無ければ乗せ換え終了です。
ACのガスチャージをして、各部点検、まし締めをして完成です。

今回、対策強化AT本体、エンジン脱着工賃、各部調整、エンジンオイル、
LLC、ACガス、各マウント、各ブッシュ、ガスケット類、シール類等各種部品、
水回りの追加整備、フレーム脱着作業、フロントサイドスリップを含めて、
今回は¥380,000位です(消費税込み)。如何でしょうか?

オーナーの「T」様に次回のオイル交換は、早めにお持ち頂く事を約束してもらいます。
組み込み後の様子見を含めて、オイルの汚れ、量などを点検する為です。

すっかり完調を取り戻しました。

ATの調子に不安を感じているお客様、ご相談下さい。
マジメに仕事しています。載せ替えを検討してみてください。
http://www.rising-mini.jp/
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