
M83 2001y
ファーストアルバムの再発盤です。
以降のアルバムより、浮遊感というより、
もっと音の輪郭がはっきりのしている感じ。
海外のレヴューで「こんな音楽を聴きながら天国に行きたいもんだ」
・・というような書かれ方で絶賛されていました。
「I'm happy.she said」はメロウなメロディーに、単調なリズム、
徐々にストリングスが入って穏やかに盛り上がってく名曲。
M83だけでなく、この手のアーティストの中でも屈指の名曲だと思います。

Dead Cities, Red Seas & Lost Ghosts 2003y
私はこのアルバムでM83を知り、初めて聞きました。
メランコリックなメロディとスケール感ある轟音サウンドを軸に、
スタイリッシュに聴かせてくれます。
とっても幻想的な世界です・・・。
特に「Run Into Flower」は、もう本当にツボ。
PVも見ましたがとてもイイ。
心地よい波にさらわれるようです。
ヘッドフォンをして、アルコールでも入れて、
目を閉じながら聞くと、体中の汁が垂れ流しになりそうで、
いい具合に逝けます。

Before the Dawn Heals Us 2005y
3rdアルバム。
今作では、きらきらしたメロディを女性コーラスと共に歌う、
スィートなヴォーカル・トラックも加わり、
カラフルで、ポップ、ビューティな展開を見せます。
スペーシーなシンセ、フィードバックギターを重ね、
エレクトロ・シューゲイザーをよりシンフォニックに昇華した、
なんとも言えないサウンドです。
疾走感は抑えられ、よりメロウに、
より美しくなっていて、おススメです。

Digital Shades Vol1 2007y
“Digital Shades”の第一弾です。
2005年発表の前作「Before the Dawn Heals Us」にも参加していた、
Antoine Gailletをアシスタントに迎えてレコーディング。
“デジタルな陰”というタイトルの通り、
彼の音楽要素のひとつでもあるアンビエントな世界が聴けます。
全編にわたって、彼らしい壮大なスケール感を持った、
幻想的な作品で、ホントおススメです。

Saturdays = Youth 2008y
今迄の作品はスケール感が大きく、奥が深く、
映画のシーンを想像させるドラマティックなものが多く、
大好きな音でしたが、一転今回はチープなシンセ音主体の80年代サウンド。
フワフワとした電子音と、男女ツインヴォーカルがとても心地良くて、
こういうの結構好きで・・、若かりし頃思い出しちゃう音。
「We Own the Sky」はPVのセンスが抜群。
「Kim & Jessie」の爽やかさに耳を奪われ、
苦しそうに歌う「Skin of the NightやUp!」や、
疾走する「Graveyard Girl」が特にお気に入り。
今の今風のエレクトロ?な音は沢山ありますが、
NewOrderとかDepechModeあたりに心奪われ、涙した中年層は、
まず間違いなくハマる音です。
当店で流してる、BGMを選ぶ基準は、基本UKモノなんですが、
ソレはソレで結構、気ぃ使ってます(笑)。
http://www.rising-mini.jp/
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