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Thu 2011-05-12

ジョセフK JOSEF K

スコットランド出身のバンドで、
オリジナルアルバムをたった一枚だけ残して、
解散してしまったバンドでした。

余談ですが、ジョセフKとは、フランツ・カフカの小説の主人公の名です。

gazou_0511_14.jpg

初期ポストカード・レーベル出身で、
アズテック・カメラ、オレンジジュース、ゴー・ビトウィーンズ、
後のシーンを引っ張った彼らの音に比べ、かなり毛色が違う音でした。
音が、声が、雰囲気が「キラキラ」してません(笑)。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドから、
ディストーション・ギターを取っ払った様な音で、
雰囲気ヒリヒリ系ロックです。

当時、特に「Fun 'N' Frenzy」「Revelation」
「Drone」からはタダならぬ緊張感を感じました。

このバンドには「パンク後・・ポストパンク」という感じがもの凄くあって、
それがジョイ・ディビジョンみたいな「後の祭り」 的なものを感じます。

とてもラフな感触のマルコム・ロスの乾いたギターや、
ポール・ヘイグの音程を無視した?ボーカルにしても、
めちゃくちゃカッコいいんです。

gazou_0511_1 (2)

バンドとして本格的に始動を開始したのが1978年の事、
当初は TV Art と名乗っていたそうです。

ペル・ウブ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの影響を受け、
ニューヨークパンクに刺激を受けて音楽活動を始めたそうです。

当初のメンバーはポール・ヘイグ(ギター)、
マルコム・ロス(ギター)、
ゲイリー・マコーマック(ベース、現在は俳優業)、
ロニー・トランス(ドラムス)の編成で、
翌1979年早々にベーシストのマコーマックが脱退して、
デヴィッド・ウェッデルが加わりました。

1979年夏に正式に Josef K と改名します。

マルコム以下、4人の若者が最初に発表したシングルは
1979年11月発表の7インチ盤「Chance Meeting / Romance」。

1980年にはポストカードと契約、同年夏に2枚目のシングルとして、
「Radio Drill Time / Crazy To Exist」を発表するが、
これが当時、英国で新設されたばかりのインディ・チャートで27位を記録します。

同年、もう1枚シングル「It's Kinda Funny / Final Request」を発表。

ちなみに、同年11月には、
彼らは待望のフル・アルバム用のスタジオ録音を残しています。
本来ならこれが彼らの最初のデビューアルバムとなるべき筈の音源だったのだが、
残念ながら当時は正式に発表される事はありませんでした。
後日「Only Fun In Town/"Sorry For Laughing" from 1980」のタイトルで、
1990年にCD盤でリリースされました。

翌1981年7月には改めてデビュー・フル作品「The Only Fun In Town」を発表。

1979年から1981年という短い活動期間ながら繋がる人脈はもの凄く、
彼等の初の全英ツアーの前座はアズテック・カメラで、
JOSEF K以前のTV Artのライヴでは、スージー&ザ・バンシーズやクラッシュ、
マガジン等とも出演していたそうです。

その後、”出来ることはすべてやり尽くした”というような言葉を残して
バンドは解散し、各メンバーはそれぞれの活動に進みます。


ポール・ヘイグは「Running Away」でシングル・デビュー、
ソロになっても好きなアーティストの一人でもあります。
1983年には最初のソロ「Rhythm Of Life」をクレプスキュールから発表しています。
アラン・ランキン(アソシエイツ)との共同プロデュース作品も嬉しいものでした。
ちなみに、ジョセフKの初のロンドンでのライブはアソシエイツの前座でした。

gazou_0511_1 (3)

その後も「The Warp Of Pure Fun」「European Sun」「Chain」
「Coincidence Vs Fate」「Cinematique」とアルバムを発表しますが、
音楽性は Josef K とはかなり異なるので、ソロとしてご紹介はまた後日。

マルコム・ロスはオレンジ・ジュース、
更にアズテック・カメラといったバンドで活躍。


デヴィッド・ウェッデルはロニー・トランス、
モーマスのニコラス・カリーとハッピー・ファミリーを結成し、
4ADで活動。


今聴いてもまったく新鮮なジョセフKの楽曲たち。
ジョセフKはポストパンク、ネオアコ、ギターポップと呼ばれますが、
これら一括りに、すべてニューウェイヴという、
大きな当時の新しい音楽の波の中で、個性的な輝きを放っていました。

もう、ニューウェイヴという言葉すら古すぎですが(笑)、
あの当時の世界中から溢れ出る若きアーティストたちの音楽は、
いまだ色褪せぬ魅力で聴き続けています。

是非聴いてみて下さい。

イギリスのユースカルチャームーブメントをご紹介する上で外せません。
私がリアルタイムで感じた、当時の英国の音楽シーンを感じて頂ければと思います。
http://www.rising-mini.jp/
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