Babyshambles ベイビーシャンブルズ
先週のザ・リバティーンズからの流れで、
ピート・ドハーティが率いるベイビーシャンブルズ。
ドハーティがリバティーンズを一時脱退していた時に結成。

ベイビーシャンブルズのファースト・ギグが予定されていた夜、
ドハーティはリバティーンズの盟友カール・バラーのフラットに強盗に入り、
逮捕されちゃいます(笑)。
ドハーティは2か月の禁固刑の判決を下され服役。
釈放後、その後カールは、ピーターがドラッグを止めるまでバンドには戻らせないという、
愛情ゆえの苦渋の決断をするも、ピーターはドラッグ治療施設を脱走。
ドラッグ問題を解決しない限り、バンドに参加することを拒絶されたドハーティは、
逆にカールを逆恨みし、自らのバンド、ベイビー・シャンブルズの活動を本格化させます。
限定版シングル「Baby Shambles」を04年4月にリリース、

シングル「Killamangiro」をラフトレードからリリース、全英8位を記録。
相も変わらずトラブルメーカーで、
ブラックプールのギグではドハーティが酒に酔い満足に立っていられず、
他のメンバーがステージから下りてしまったり、
ロンドンのギグではドハーティが姿を現さず暴動が起きたそうです(笑)。

元ザ・クラッシュのミック・ジョーンズをプロデューサーに迎え、
2005年11月デビューアルバム「DOWN IN ALBION」をリリース、全英10位を記録。
8月アルバムからの1stシングル「Fuck Forever」をリリース、全英4位を記録。
11月28日、2ndシングル「Albion」をリリース、全英8位を記録。
2005年7月にはオアシスのUKツアーのサポートに抜擢されるんですが、
ドハーティが遅刻。オアシスはサポートをキャンセル(笑)。
2ndアルバム「SHOTTER'S NATION」をリリース。
お薬ホドホド、体調管理には人一倍気を付けて貰い、
新作期待しているアーティスト、バンドです(笑)。

DOWN IN ALBION 2005y
ミック・ジョーンズをプロデューサーに迎えたデビューアルバム。
スカ的な要素が強いサウンドはスカスカ。ギターはジャリジャリ(笑)。
歌はもうどっか飛んでるようなヨレっぷり。
兎にも角にも、ひたすら生々しい。
ピーターのソング・ライティングの才能はやはり素晴らしい。
スウィートな「What Katy Did Next」、
シングルヒットした「Fuck Forever」はストレートにカッコイイ。
しかし解説にある「奇跡の傑作」は言い過ぎと思う(笑)。

SHOTTER'S NATION 2007y
2007年の2nd。
ギタリストの交代とスティーヴン・ストリートのプロデュースにより、
サウンドは程よく整理され音がクリア、聴き易いマトモな一枚。
ピーターも前作ほどヨレってはおらず、
投げやり気味なヴォーカルが実にサマになってるっつうか、
本当に投げやりなのかは分かりません
キンクス調な感じの始まりで、
ピーターならではのマイナーコード・パンクなサビへ展開する
先行シングルの「Delivery」はマジでカッコイイ。
やっぱり、こういう人スキなんですよ、側にいると嫌だけど(笑)。
私生活を含め破天荒な生き様ですが、
混乱と迷走がそのまま凝縮されたような音に惹かれます。
バンド好きな人には是非聞いて欲しい音です。おススメします。
イギリスのユースカルチャームーブメントをご紹介する上で外せません。
私がリアルタイムで感じた、当時の英国の音楽シーンを感じて頂ければと思います。
http://www.rising-mini.jp/
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