Thu 2010-07-08

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Alright Still 2006y

デビューアルバムでヒットアルバム。

本人のインタビューで、「スマイル」のヒットについて、
「これが私の限界って噂があって・・・ムカつく」と、
のっけから彼女らしい歯に衣着せぬ物言いをしています。
「内容は元カレの話なの」と・・、
「あなたの泣き顔はあたしの笑顔」という歌詞の通り、
彼女自身も「この曲はおかしくて悲しい歌よ」と解説。
「最初に私がちょっと怒ってたら、彼もつられてキレちゃったの。」
「それが面白くて私はスマイル(笑)。彼は泣いているのにね」・・・と、
赤裸々に語っています。

音についても「オーガニックだけど今風のビートにしたかったの。
おかげでタフで面白い曲になったわ」と。
「でも、曲も“スマイル”って言葉もスイートすぎるから、思ったの。
“もっとキモい感じにしなきゃ”ってね(笑)」。

こうした“素直じゃない”性格は、
UK音楽シーンの伝統芸能なのかもしれません。

ノリノリの言葉遊びがとても面白く、
歌詞の言葉遊びに天性の才能を感じます。

その独特な雰囲気の中に引き込まれそうな曲達、
意地悪な感じの歌詞に、このポップなメロディーのギャップはたまりません。

爆弾娘なだけに、いろいろ音楽活動と関係ないことが話題になりすぎて、
名前は知っていても、彼女の音楽を聞いたことがない人の方が多いかも知れません。
でも、一度は曲を聞いてみて下さい。普段の毒舌発言とは違い、魅力満載。

今まで聴いたことがないんだけど、どこか懐かしい。
なんだか遊園地に来たようなワクワク感が溢れています。
お薦めの良質なロック、ポップミュージックです。
とても新人が作ったと思えないくらいの、クォリティで、
バラエティ豊かで、ハッピーにしてくれる一枚。

ヒットしたのも頷けます。おススメです。

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It's Not Me It's You 2009y

前作のヒットに比べ、音楽的センスを問われるようなプレッシャーに挑み、
見事に期待以上のセンスを発揮した、待望のセカンドアルバム。

挑発的な歌詞にも更に磨きがかかり、
エレクトロ色が強くなりまさに「デジタル世代」という
リリー本人のキャッチコピーが似合う作品。

どれがシングルカットされてもおかしくないクォリティ。

ただ、前作に比べ、彼女の押しとして、スカ、レゲエ色は影を潜め、
どの曲をとっても、エッジの効いたビート、
前作にはない、ストリングスのアレンジや、
打ち込み全面に押し出した音とリリー独特の「喋り歌」が合わさり、
なんとも素晴らしく濃厚な作品となってます。

今の魅力的なイギリスのポップスターの一人です。

でも、そんなポップ・スターとしての地位は
彼女にとって居心地の良いものではなかった様で、
前作リリースから本作までの間、いろいろとありましたが
メディアに迎合したり、妙に丸くなったりせず、
誰彼構わず片っ端から噛みつき、様々な問題を斬りまくる・・。

そんな彼女の言葉が切れる、シングルの“ザ・フィアー”は、
再び全英一位を獲得した、痛快な一曲で堪りません。

「アタシじゃなくて、アンタなのよ」という、
アルバム・タイトルがすべてを物語っている様に感じます。

イギリスのユースカルチャームーブメントをご紹介する上で外せません。
私が感じている、今の英国の音楽シーンを感じて頂ければと思います。
http://www.rising-mini.jp/
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