Fri 2011-07-01

暑いですね・・、皆さん、体調は如何でしょうか?
夏本番前に体壊さない様、お気を付け下さい。


突然ですが皆さん、
ボルトやナットを、弛めたり、締めたりした事はあるでしょう?
クルマは大抵はボルトとナットで組み上がっているので、
整備したりナンだりする時にはボルト、ナットを触ります。

このボルトやナットを弛めたり、締めたり、といった行為は、
それなりに奥深いモンです。


さてさて・・、
ナンお話がしたいかと言えば、ボルト、ナットを弛めたり、締めたりの話。

この弛めたり締めたりの作業を露骨にイヤがる方も少なからずおります。

恐らく、そうした方達は、クルマ全体をブラックボックスととらえ、
もし自分なんかがボルトを弛めたり、締めたりすれば、
走行中にバラバラになって、それこそ事故でも起こしかねない・・という、
強迫観念を持っているのでしょう・・多分。

お客さんによっては、ボルトやナットを弛めたり、締めたりするんですけど、
ブレーキ関係、エンジン関係は、プロにやってもらっているという人もいます。

また、エライ適当な方は、トルクってなぁ~に?って、
ガンガン緩め締めもして、ねじ切って、舐めて・・ってクルマもあります。

ま、色んな方がいて、それはそれでイイんですけどね(笑)。


さて、メカニックと言われる職業の方達は、
ボルトやナットの弛め締めが日常なだけに、
それなりの心を配り、ボルト、ナットの弛め締めを行っております。


ココからが本題。
今回はボルト、ナットの弛め締めの行為について書いてみようと思います。

それでは・・・、
◎初めての整備レベル
ではとりあえず、フロントのブレーキキャリパーを取り付ける(交換する)
という単純作業で比較するとしましょう。

現在のミニはすでに、みんなディスクブレーキになってしまったのでアレですが、

例えば、あなたがミニのキャリパーを10incにサイズダウンし、
取り付ける事になったとしましょう。
あなたは、キャリパーの穴とハブの穴をテキトーにあわせた後、
まずは1本ボルトを締め込み、次に2本目のボルトを締め込んで、
とりあえず力一杯ボルトをしめてキャリパーを取り付けることでしょう。

そして、心の中で、
「つけたどー!(獲ったどー風に)」と吠えるに違いありません。

ブレーキ関係だからと言ってビビっていたクセに、
なんてことなく、とりあえずキャリパーの取り付けに成功したじゃないか!
いや~、やったね! 素晴らしい! オレってやれば出来る!と、
ある種の感動を覚えます(笑)。

もう、これで次からは、金がかかるミニショップなんかに出さなくても、
自分で出来る(笑)・・・と、いっちょ前のサンメカ誕生です。
 

◎近所のクルマ屋、メカニックレベル
もちろん、上記の素人レベルではクルマ屋では通用しません。

もし、あなたがどっかのミニショップで働く整備士なら、
上記みたいなサンメカの仕事っぷりを見て、
「あ~あ、しょうがね~な~」的な事を心の中でつぶやくでしょう。

そう、もしあなたがプロの整備士なら、最初の1本をガーッと締め込んだりせず、
2本を少しずつ締めていき、2本のボルトの座面が軽く触れたのを確認してから、
更に2本のボルトを交互に少しずつ、トルク管理して締めていくでしょう。

この辺りが、ボルトに対する労りが現れる、
素人とプロの差と言えるのかもしれません。


◎玄人メカニックレベル
上記の近所のショップレベルでは、
とりあえず、キャリパーなんて走っていて、脱落しなければいいので(笑)、
上記みたいな方法で十分なんですが、玄人メカニックとなると、
仕上がりやこだわりや、他所との違い・・・という思いが入って来ます。

したがって、ただボルトを締めただけでは、
ボルトの座面での圧力でキャリパーがとまっているだけなので、
より剛性感を上げる為にも、ボルト、ナット山をさらってみたり、
取り付け面さらってみたり・・とひと手間、
さらに別の仕事も加えることになります。

この辺りで、クルマ屋レベルと、
玄人メカニックレベルに分けることが出来ます。


◎メカニック鬼、レーシングメカニック編
更に、執念を燃やす鬼やレーシングメカニックは、
正直、効果があるかどうかなどわかりゃしないレベルで、
ボルトをしめる時の回転方向の圧力がどうだとか、
パーツが組み上がった後の剛性にポジティブな働きがどうだとか、
いちいち頭を使ってスパナやレンチを握ります。

そして、どうしてこんなに細かい事にまで拘るのかと言えば、
それはとにかくこだわりと、メカニックのプライドではないのでしょうか。


◎メカニック神編
・・そう、こんなメカの基本中の基本の話を大層に吹いて自慢してどうすると、
本職の方なら鼻で笑うことでしょう(笑)。

ここまでは、いつもの長い長い回りくどい“前フリ”。

つまりここからは、いつもの私のワンダーワールド(笑)。

そう、神レベルのレーシングメカニックは、
ライバル車に対して、「絶対負けねぇ!」という思いが強くなってくると、
ボルト一本一本をしめる時に、“祈る”んです。

えっ? 何?
理解できないって?

では、もう一度書きます、“祈る”んですよ(笑)。

そう、ボルトの締め方なんぞ、ちょっと腕と、
キチンとした工具があれば、誰が締めたって殆ど同じ。

・・・となってくれば、残るは自分の中の執念を、
ボルトやパーツに送り込むしかないでしょ。


つまりネ申の力を利用するんです(笑)。

美味しくなぁ~れ❤と同じ、速くなぁ~れ❤と念を込めます。

長いことメカニックをやっていたことがある人なら、
精魂込めたマシンが想像以上の走りをする・・という様な、
不思議体験アンビリーバボーな経験を繰り返すことで、
非科学的なこうしたオカルトに舵を取る様になってきます(笑)。

レーシングメカニックだけではなく、
機械相手の仕事をしている人や、一般のドライバーの方だって、
チョッとお手入れしてやったら、調子が良くなったとか、
乗ってるクルマを売るって決めたら、クルマがグズったとか、
そんな話を聞いたり、自分が体験したこともあるでしょ。

同じ様にレーシングミニも公道走るミニも、
それをチューニングするメカが、パーツに魂宿して、
想いを込めてマシンを整備すると、調子よく走ったり、
そのマシンからは独特のオーラが出たりすることがあります。

素人の方達は、とかくデーハーな、
パーツてんこ盛りの龍宮城ライクなマシンに目を奪われがちですが、
ナンて事はなく、ほとんどノーマルの様なクルマでも、
組む人でマシンから醸し出すオーラが違ってきます。これホント!

オカルトレベルに達した、神メカニックの手掛けたマシンからは、
怨念?執念?を感じ取ることが出来ます(笑)。


ですが、皮肉なことにメカがどんなに心血注いだミニだろうとナンだろうと、
単純に天才すご腕ドライバーがライバル車に乗っているだけで、
フツーに整備されたマシンが勝ってしまう・・・というのが現実(笑)。

「そりゃ、御苦労な事だけど、俺には全然カンケーないねぇ」
「別にどんなマシンだろうと速く走らせてやるよ」って、
イカす天才ドライバーの方は、そのままレースクイーンを緩め締めして下さい。

マシンの基本性能が高く、ドライバーが天才なら一番上に戻って、
書かれている様に1本ずつ適当にボルトを締めたミニでも、
別に問題なかったりもします(笑)。


要は、思い込みと気合がすべてのひとりよがりの根性論に過ぎませんが、
自分の愛車を、美味しくなぁ~れ❤、速くなぁ~れ❤と念を込めて組んで貰えば、
アナタも気分いいでしょ。

ブローしろ・・ブローしろ・・焼き付け!なんて思って、
組んでるメカニックなんて多分この世に一人もいません(笑)。


そんな訳で、当社のミニは、
美味しくなぁ~れ❤、速くなぁ~れ❤、壊れちゃや~よ❤と、
念を込め作業しております。

つーか、オチはありません。オカルト話ですから(笑)。
http://www.rising-mini.jp/
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