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Wed 2009-11-04

埼玉にお住まいの「F」様のミニです。
着々とコンディションの初期化に努め、トラブルが出尽くし、
そろそろMK2仕様に・・・なんて思っていた矢先にオイル漏れです。

早速、お預かりさせて頂いて作業開始です。

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下回りを洗浄した後、リフトに上げ各部点検し、まずはオイルを抜きます。

まずは、タペットカバーよりのオイル滲みがブロック背面に回っているので、
タペットカバーパッキンを交換します。ここは素材がコルクなので熱でダメになります。
増し締めしてもパッキンが硬化していたり、きちんと装着されていないと、
オイル漏れを起こします。高価な部品ではないので増し締めしてダメなら、
新品交換を実施しましょう。

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続いては、以前のオイル交換で指摘していたシフトシールからオイル漏れ。
ミニのオイル漏れの定番。

車体下という普段目に付きにくい場所にあり、
ブーツで隠れているシフトシール。
シフトロッドとケースの接触部分に使用するこのシールは、
シフトチェンジを繰り返せば劣化していきます。

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シフトロッドの接続部分にピンがささっています。
このピンを抜く為にニュートラルの状態だとピンが真横に向いていて抜きづらいので、
まずは、バックギアに入れ、ピンの向きを変えてあげます。

ポンチを使ってピンを叩いて引き抜き、ピンが抜ければシフトロッドはフリーとなるので、
シフトロッドを車体後方へ引けばブーツで覆われたシャフトが現われます。

あとは後方に外し、オイルシールを取り外します。
シールを入れるときは、シールに液体ガスケットまたはグリスを塗布し、
テーパー状になった面を外側にして取り付け、斜めにならない様に打ち込みます。
シフトシールを交換の際には一緒にブーツの交換もしましょう。

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そして、ブロックのオイルプレッシャースイッチからのオイル漏れです。
一度、取り外し当り面をさらってあげて、新品に交換します。

ブロック正面、背面を洗浄します。
ついでにデリバリーパイプの点検増し締めを行います。
これもミニのオイル漏れの定番です。

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それと今回、足回り異音との事で点検、ハブやラック等点検し、
ボールジョイントにガタがあり、分解グリス充填調整です。

また、ブレーキパッドが段減りしてチビていたので、
EBCのパッドのグリーンを投入。
FRエア抜きし、リアの効きの調整をして完成です。

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最後にヒーターバルブの動きが悪く、若干水漏れをしていたので、
バルブを新品に交換します。

一日置いて、オイルを入れテスト走行に出て足回りのチェック、OKです。

今回、シフトシールはアレですが、
イレギュラーなメンテを実施して頂いたので、MK2仕様は先送りとなりました・・・残念(笑)。
是非、次回こそMK2仕様のご依頼をお待ちしております。

ミニはオイル漏れはしょうがない・・なんて思っていませんか?
確かに滲みや軽微なオイル漏れは致し方ありませんが、気にしてりゃキリありませんが、
きちんと消耗品を交換すれば、オイル漏れは治ります。

是非、オイル交換の際に同時に作業をご依頼下さい。
洗浄や漏れの確認があるので、基本的にオイル漏れの修理はお預かりとさせて頂きます。
http://www.rising-mini.jp/
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