Thu 2011-07-14

Pacific Street From Across the Kitchen Table Longshot For Your Love

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PACIFIC STREET 1984y

1984年に発表された名盤。

当時、ジャケットから攻撃的な音をイメージして買ったんですが、
大ハズレ(いい意味で)。青臭い春の匂い(笑)を感じさせる名盤、

美しい特徴あるメロディ、とても優しいメロディアスな曲ばかりなんだけど、
ストリングスやブラスを多用するなどアレンジが凝っていて、
名曲「Thank You」もバート・バカラックあたりの雰囲気で・・イイ。

じつに華麗なアレンジ、そこにアコギとマイケル・ヘッドの歌、
ミュートしたトランペットの入れ込み方が、超タイプな音なんです。
ワタシのツボをくすぐるんです。

後の日本リリースののCD盤はお買い得(意訳は訳分かんない位ダサい)。
収録曲の別ヴァージョンやアルバム未収録シングルに名曲が多く、
「Thank You」「Palm Of My Hand」、
そして切ない名曲の「Just A Girl」がボーナスとして収録されています。

ちなみに、ジャケ写真は何かの古い写真集からの引用だったか・・と思います。
コレを撮影したカメラマンは、この直後写っている兵士に射殺された・・・、
っていうエピソードは有名です。

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From Across the Kitchen Table 1985y

85年発表の2nd。

UKポップの名盤という評価を不動にした、
「PACIFIC STREET」の陰に隠れがちな一枚ですが、
私的にはUKギターポップの名作中の名作。

疾走するPVも懐かしい名曲「Jean's Not Happening」は勿論、
青春の痛みに満ちた「Bicycle Thieves」「Limit」と粒ぞろい。
「Bruised Arcade」から「September Sting」の流れがイイ。
どれもおススメ。

本作のプロデュースはライトニング・シーズのイアン・ブロゥディ、
ペイル・ファウンテンズの1stは、ホーンやストリングスで、
サウンドに広がりを持たせた感じで、どこか映画音楽的なサウンドだったが、
2ndである本作は、かなり粗さを残したライヴ感を大切にした作りになっている。

どっちが好きかは人それぞれだけど、
メロディも甘くないのに甘美な雰囲気で心地よく、
バンドサウンドにマイケル・ヘッドの若々しいシャウトがナイスな一枚。

当時、初めてこのアルバムを買ったとき、
手にした輸入盤のジャケットのザラ感と妙にこもった音の質感を、
やけに今でも鮮明に覚えております(笑)。

この2ndが彼らのラスト・アルバムとなりました。

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LONGSHOT FOR YOUR LOVE 1998y

1998年にリリースされた編集盤。
「PACIFIC STREET」の日本盤にボーナスとして収録されていた、
「Just A Girl」「Love Situation」以外、
このアルバムでしか聴けません。
彼ららしいギター・ポップ作品集です。


シリアスだけど物悲しくて胸にぐっとくる、ペイル・ファウンテンズ。
次々とヒット曲が生まれ忘れ去られる中で、セールス的には成功とは言えなかったですが、
5年にも満たない活動とたった2枚のアルバム・・、ファンはこの名前を忘れません。
80年代のUKロックの中でも偉大なロック・クラシックでしょう。

おススメします。是非、聴いて見て下さい。

イギリスのユースカルチャームーブメントをご紹介する上で外せません。
私がリアルタイムで感じた、当時の英国の音楽シーンを感じて頂ければと思います。
http://www.rising-mini.jp/
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