Thu 2010-08-19

Mixed Up Wish Wild Mood Swings Bloodflowers

当時、誰もがキュアーは本当に解散?って思っていたんですが、
ロバート・スミスは何事もなかったようにキュアーの活動を再開させます(笑)。

この時期、1990年には、
BRITS Awardsの「Best British Music Video」に「Lullaby」が選ばれ、
翌91年にはMTVアンプラグドに出演、
更にBRITS Awardsの「Best British Group」に選出されます。

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Mixed Up 1990y

普通のシングルベストは何枚か発売されていますけど、
12incのMIXのベスト盤「Mixed Up」

人気のシングルMIXが一同に聴けるナイスな一枚。
「CLOSE TO ME」「Never Enough」これだけでOKです。

最高。

最近、買い漁ってる、ニューオーダー、デペッシュモードばりに、
曲のミックスシングルが増えつつある、キュアーです。

まぁ、それにしても、
これだけのシングルを全て買うのは至難の業、おススメの一枚です。

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Wish 1992y

そして、満を持してリリースされた、
9thアルバム「Wish」は全英1位、全米2位を記録する大ヒットになり、
キュアーを名実共に世界的なトップ・バンドに押し上げた一枚。

ロバート・スミス自身は、
「ポルノグラフィー」
「ディスインテグレーション」
「ブラッド・フラワーズ」
この3作を自身の最高傑作として位置づけています。

この「Wish」は、ギター回帰の印象です。
サイケとか、ゴスとか、イメージ先行のイロモノ風の時期もありましたが、
この頃は、だいぶイメージが変わっていました。

内象的な歌詞は相変わらずですが、メロディーがキャッチーで、
とても聴きやすくなっていますが、なんとも切ない雰囲気の世界で、
なんだか息苦しくなってきて、やめられません(笑)。

ライヴ盤「SHOW」をあわせて聴いて見て下さい。
ギターが前面に出てて、テンポも速く、攻撃的で面白いです。

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Wild Mood Swings 1996y

ポールとボリスが脱退し、黄金期のメンツは終焉を迎えます。
ロジャー・オドネルを復帰させ、
ジェイソン・クーパーをオーディションを経て加入させます。

5年ぶりのオリジナル・スタジオ・アルバムは、一聴したところ、
相変わらずのキュアー節満載ですが、かつてのバンドらしさはなく、
ロバート・スミスのソロの印象は強くなります。

このメンバーでの「Wild Mood Swings」が商業的に失敗すると、
ロバート・スミスは、またまた、やる気を失い、バンドを放り投げます(笑)。

商業的にはイマイチとはいえ、曲ごとに万華鏡のように変幻し、
本作ではジャズやメキシカン風に果敢にチャレンジ・・というより、
洒落てて、新鮮な雰囲気で個人的にはおススメの一枚。

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Blood flowers 2000y

このアルバムをリリース時には公式に解散を宣言。

レコード会社もラストアルバムとして売り出すんですが、
その完成度の高さと売り上げ好調に気を良くしたロバート・スミスは、
解散宣言をメディアのせいにして、無かったことにしてしまいます(笑)。

また、この頃も度々来日を示唆しますが、
実現することは無く、毎度の事ながら日本のファンを落胆させます。

このアルバムは、基本的に穏やかなトーンで流れていきます。
「Out Of This World」の空気感、堪りません。

毎日、聞きたくなるようなアルバムではないですけど、
彼らしか、出来ない表現という意味では、最高の一枚。

キュアーが結成されて20年が経って、
本作の様に瑞々しさを保っているのは、本当に凄いの一言。

誰もが一度は感じる、あきらめや焦燥感、絶望感を表現し続けます。

イギリスのユースカルチャームーブメントをご紹介する上で外せません。
私がリアルタイムで感じた、当時の英国の音楽シーンを感じて頂ければと思います。
http://www.rising-mini.jp/
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