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Sun 2009-10-25

WEBERガソリン漏れ

当社でミニを3台乗り継いで頂いている、「K」様のBRITAX仕様の1300です。

WEBERキャブのガソリン漏れでお預かりしました。

ついでにオーバーホールを行います・・って、言っても全バラにして洗浄、
パッキン類交換の比較的軽微な作業内容です。

gazou_091002_0001.jpggazou_091002_0009.jpg

まずは、キャブを取り外し何処から漏っているか、まずチェックして、
バラす前に点検がてら、キャブボディを洗浄致します。

カバーを外し、古いパッキン類を剥がします。
カバー取外しの際にパッキンが固着している場合、
マイナスドライバーなどを無理に剥がすと傷が付き、
ガソリン漏れの原因になるので要注意です。丁寧に優しく取扱下さい。

フュエルフィルターを抜き、ジェットカバーを開け、ジェット類を取り外します。

ここからは一つ一つ丁寧に点検して、不具合を見つけながら洗浄します。

gazou_091002_0020.jpggazou_091002_0027.jpg

トップカバーを外す際、フロートも一緒に持ち上がるので、
引っ掛けて曲げない様注意します。

ピンを抜き、フロートを取り外します。
ピンは、2mmのピンポンチなどを使い、スリ割の入っている方から軽く叩き、
ある程度抜けたら、後は手で引き抜けます。

フロートのリップ部の磨耗等をチェックし、ニードルバルブを取り外します。
このニードルがへたると、油面の変化やオーバーフローなどが起こるので、
新品に交換します。

ボトムカバーからのガソリンにじみが目立ちます。
勿論、ガスケットは新品に交換します。

gazou_091002_0021.jpggazou_091002_0034.jpg

カバーを外して、ジェット、ジェットホルダーをそれぞれ外します。
一つづつ傷の点検と掃除を行います。

アイドルスクリューを取り外すと・・・・、
右のアイドルスクリューの先端部が欠けています。

アイドリング不調の原因でした。

また、アイドルスクリューのテーパー部に段付き等ある様であれば、
迷わず新品交換しましょう。

gazou_091002_0039.jpggazou_091002_0054.jpg

あとは組み上げて完成です。
あえて注意するとすれば、スロットルバタフライ、フロート、各ジェット、
ニードル部分、アイドリング経路、加速ポンプピストンの作動に特に注意します。

リンケージのピロの動きが渋いので調整し、エアクリーナスポンジを新品に変えます。
WEBERに限らずですが、キャブのファンネルについては、
街乗り中心のお客様には当店ではお勧めしてません。
やはり、エンジンの耐久性や日常の扱いを考えるとエアクリーナーを勧めます。

しかし、ファンネルのキャブの豪快な吸気音の魅力はたまりません!
気持ちは痛いほどわかります。まぁ、その辺はお客様のご判断で・・・・。

gazou_091002_0050.jpggazou_091002_0046.jpg

エンジンに火を入れ、各調整を行います。

リンケージスプリングは必ずチェックします。
リンケージスプリングが弱っていると、アクセルの戻りが弱くなり、
アイドリングが高く安定しない等の症状が出る場合もあります。

ジェッティング含め、元々セッティングはある程度出ていたので、
アイドリング調整を終え、ガソリン漏れの最終点検をし実走でテストします。

OKです。お待たせしました。
WEBERキャブのO/H作業ですが 口径と仕様によって作業内容方法は変わります。
WEBERキャブのO/Hをご依頼される場合は、車種と車輌の状況、エンジンの仕様。
キャブの状況と不具合箇所、また、わかる範囲で使用年数などをお知らせ下さい。


余談ですが、キャブマニア(笑)の皆様が、天候や高度差によって、
ジェットが・・・云々、アウターベンチュリーが・・なんたらかんたら・・と、
キャブを弄っている様子を見聞きしますが、日常走行やチューンドエンジンで無い場合、
ある程度セッティング出ていれば、そこまで騒がなくても、充分に普通に走れます。
コレ本当!

そもそも、キャブ車でそんな標高の高い所に行くな!っつう話です(笑)。

皆様がどうお考えかわかりませんし、異論反論あると思いますが、
私の私見で極端な例えですけど・・・、
要はピンポイントのセッティングで、例えば〇〇サーキットで、季節、天候、気温・・・で、
100%の実力を出すか・・・、言葉悪いですけど、ある程度、緩いぼやけた、
若干濃い目の(笑)乗りやすい安心セッティング・・・で、本来の~90%位の案配で、
何の気兼ねなく、手間無く乗れるかの違いじゃないでしょうか?

例え話はさておき、実際かなり手のはいったシビアなチューンドミニを乗るなら、
キチンと空燃費を求め、プラグの番手も変えて、気温、標高差でセッティング・・・、
当然必要です・・・、当たり前の話です・・・。

街乗りや峠で、ちょこっとチューンやキャブ換装位で騒いでいるのはナンセンスです。
中古のキャブを取り付けたり、根本的にジェッティングがあっていなかったり・・・と、
セッティング云々って言う前に、基本整備をしっかりしてから騒ぎましょう!
エンジンコンディションや点火系他が完調でない場合が多々見受けられますから・・。
まずは、きちんと点火タイミングとったり、圧縮測ったりと基本をしっかりしましょう。
http://www.rising-mini.jp/
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