Thu 2009-09-03

Vini Reilly Fidelity Tempus Fugit 

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Vini Reilly 1989y

Durutti Columnの89年の作品で、相変わらずの孤高さです。

"LC"では、ほぼエレキギターとパーカッショで陶酔的でしたが、
このアルバムでは、スパニッシュ、クラシック、ブルースなど、
多様なジャンルを飲み込み、今までになかった音楽を構築しています。
オペラ風の男性、女性のサンプリングボイス、
"Otis"ではオーティス・レディングをサンプリングしているみたいです。
自身のクラシカルなピアノも健在で、音楽性を更に表現しきったアルバムです。

"Homage To Catalonea"でのスパニッシュギターは圧巻。
繊細かつ大胆です。このアルバムではアコースティックギターが冴えています。

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Fidelity 1996y

1996年にクレプスキュールからリリースされたアルバム。
打ち込みサウンドに接近した感じですが、
民族音楽のようなテープや遠くで反響するドラムやエレクトロニクス音など、
どちらかというとポスト・ロックのような印象です。

ヴィニ・ライニーは殆どボーカルはとることなく、
殆どのボーカル挿入曲でエリ・ルッジ(Elli R Rudge)という女性がフィーチャーされています。
ジャケット写真の娘はエリ・ルッジの子供のようです・・、多分。

エレクトロニクスで包まれている分、全体的には随分優しい音になっています。
ボーカルの女性の優しい声が余計にそう感じさせてくれます。

あとヴィニ・ライニーといえば、あのディレイの効いたギターですが、
このアルバムでは、なりを潜め唯一ラストの「Storm For Steve」にて、
彼らしいギターが聴けます。

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Tempus Fugit 2004y

どうも、デモ作品をとりまとめたものらしいのですが、
それが逆にシンプルで、初期のみずみずしさを取り戻したように感じます。
癒しだの、ヒーリングだの、安っぽい言葉で括れない音でお薦めします。

イギリスのユースカルチャームーブメントをご紹介する上で、外せません。
英国車を取り扱いする当店としては、皆さまにチョッと掘り下げて、
私がリアルタイムで感じた、当時の英国の空気を感じて頂ければと思います。
http://www.rising-mini.jp/
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