Sat 2009-11-07

大人のおもちゃ。

当社オーナーの昔からのお知り合いで、同業のクルマ屋さんの社長のミニです。

何を思ったか・・(笑)、たまたま買い取りでかは知りませんが、
ちょっと手のはいったミニを手に入れられ、当社に持ち込みました。

以前ご紹介した「ホンジョウグランプリ」で走らせてミニデビュー。
そんな訳で整備と各部不具合の修理のご依頼頂きました。

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もともと、このミニは私共も知っているお客様が大昔に乗られており、
その方が結構手を入れ煮詰めた、1000ベースの1300改です。

その後手放されてから、何人かのオーナーに渡り、今に至ります。
最後は放置プレイの状態で、コンディションは言わずもがなの状態です。

なんでだか知らないけど、逝っちゃう前の一花咲かす絶好調?って感じなのか、
エンジンはそこそこ調子良く、キャブもボチボチ吹くし(笑)って事で、
今回、機関系は手を付けずに、他の部分を集中的に手を入れます。

不具合のある部分を拾い出し、各部のオイル漏れや下回りを重点的にチェック致します。

シフトシールよりのオイル漏れがあり、シール交換。
ドライブシャフトブーツ、ステアリングラックブーツの切れがあり交換です。

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まずは腐れオイルを抜きます。

何だコレ!

モリブデングリスを水で溶いたような、グレーな乳化したオイルが出てきました(笑)。
まぁ、オイルが入っているだけマシかも・・。

そんな訳でフレッシュオイルを入れ、エンジン掛けてしばらく回して再度抜きます。
まぁ、フラッシングだと思って下さい。

ミニに洗浄フラッシングオイルを使用してのフラッシングは当店はお勧めしておりません。
何でかは、チョッと差し障りあるのでご来店の折にお話しします。

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ブレーキまわりは要整備致します。

4potキャリパーです。キャリパーピストンの動きを見て、ピストンシール点検清掃後、
フロントブレーキパッド4pot用の新品交換組み込みます。

リアブレーキは引き摺りと効きの甘さが目立ち、
ドラム清掃点検、面取り後、バックプレート点検、
ホイールシリンダー交換、リアシュー交換組み込み。

マスターシリンダー点検清掃の上、フルード交換、FRエア抜きを行います。

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ブッシュ類はほぼ全滅です・・・。

フロントスタビを外し、テンションロッドブッシュ、ロアアームブッシュを交換致します。
特にスタビ付きの場合、ブッシュが痛んだままの走行を続けると挙動に現れます。

サーキット走行の機会の多い方は早目の交換を実施しましょう。

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テンションロッドブッシュが千切れそうでした。

テフロン系のブッシュが付いていて・・・って、
ブッシュの素材云々言う以前に、コリャダメです。

AVONBARのウレタンブッシュを使用しました。
競技、スポーツ走行志向の方は、特に気を配って頂きたいブッシュです。

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公道走んないなら、ピロ足も考えましたが、
ブッシュ足の方がやはり、世話無く良いかと思い、
ロアアームはTTRセンターアジャストの調整式ロアアームを投入。
ロアアームブッシュもABONBARを使用しました。

リジッドのロアアームでキャンバー角固定だったのを調整式に交換し、
お好みのセッティングが出来ます。

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さてさて、一番の問題がリアのラジスアームです。

グリス切れで動きが渋く、
特に左側は大きくガタが出ており、危険です。

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参りました・・・。

この有様です。

噛っちゃっていて抜けなかったんだ・・コレがまた。

シャフトが段耗していてどうにもならず、シャフト、カラー交換です。

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フロントもスペイルハブ自体にガタがあり、
コンディションの良い中古ストックにそっくり交換。

ハブベアリングはフロント、リア共に全て打ち替え新品交換。

シゴいた乗り方のミニの場合、ドライブシャフトスプラインが舐めている場合があり、
ドライブシャフト、ジョイントも要点検致します。

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ご紹介する順番は前後しますが、
フロントハブロックナットにもガタ、緩みが出ておりました。

たまに、ロックピンが折れている車も見受けます。
定期的に規定トルクでしっかりと締め付けましょう。

そこで、強化品の12スリット、フロントハブロックナット、テーパーカラー、ピンです。
作りも良く、お勧めで、今回装着致します。

下の画像とホイールが違いますが、
新品Sタイヤ交換ついでに、スピードスターをお買い上げ頂きました(笑)。
無理やり売りつけた訳ではありませんから・・。

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整備完了で、次回の走行会に向け準備OK!です。

そして、「U」商会の社長が、キズや錆び隠しで、
ペイント、カッティングシートでレーサーっぽくお任せって外注に作業依頼。
で、こんな風になりました。意外や意外、ポップ!に80年代のミニレーサー風です。

ちなみに「GB」はグレートブリテンか?グンマバンク(群馬銀行)か?は不明です(笑)。

私もだいぶオッサンですが、もっと年配の方達の方がミニで元気に遊んでいます。
言葉悪いですが、「U」商会の社長もウチのオーナーもそれなりに年ですから(笑)。

そんなオッサン達の電マやピンローに代わる大人のおもちゃです。
次回の走行会に向けて燃えている、タチ悪い大人達のおもちゃです。
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Fri 2009-11-06

ミニもへそを曲げる。

埼玉県にお住まいの「T」様のミニです。
先日のミニデイにも参加頂きました。その節は大変お疲れ様でした。

そんな「T」様のミニですが、
ミニデイ参加前にオイル交換とライトが点かない・・との事でご来店頂きました。

以前は、片道30kmの通勤で頻繁にメンテナンスにご来店頂いておりましたが、
ご結婚されてから、職場が近くなり、現在、ミニは週末のお出かけにのみとなりました。

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まずは原因究明。

両眼ともライトが点かない・・、ライトスイッチを点検し、
両バルブ切れ・・・の、可能性は低いですが一応点検。

どうも原因は別の所です。

テスターで一通り追って行きます。
この年式のミニは車内にLow、Hiのラインヒューズを使用しており、
たまに悪さするんですが、違うようです・・・。

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結果、コラムのインジケーターレバーの不良でした。
結構コレがダメになるの多いんです。

新品に交換し無事修理完了。

オイル交換も終えて完成です。大変お待たせしました。

普段頻繁に乗っていたのに、たまにしか乗らなくなると・・・、
急にちょっとした不具合やトラブルが出るって・・事があるんですよ・・。
ミニもへそを曲げるって感じに思えます(笑)。

まぁそんな訳で、用が無くても遊びに寄ってください。
目視ですけど、無料にて点検しております。お待ちしております。
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Thu 2009-11-05

Correct Use of Soap Play Magic, Murder & Weather

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Correct Use of Soap 1980y

マーティン・ハネットをプロデューサーに迎えた三枚目です。
未完成作品と酷評された、セカンド・アルバムの翌年にリリースされたアルバムです。
このアルバムを聴くと前作が試行錯誤の末にリリースされた作品というのが理解出来ます。

今作で新たなバンド・サウンドを聴くことが出来ます。
当初から感じられたファンクをベースにしたリズムが更にファンク度を強め、
何と「Sly & the Family Stone」のカヴァーまでやってしまいます。
ポップ度を高めたサウンドへと変貌を遂げた彼らの方向性を感じ取る事が出来ます。
しかし完成度の割にはセールスに結びつきませんでした。

メンバーもマガジンから離れ始め、
ジョン・マクガフは「Siouxsie & the Banshees」に参加、
バリー・アダムソンとデイブ・フォーミュラは「Ultravox」のメンバーと「Visage」を始めるなど、
バンドとしてのまとまりが無くなって来た時期ともいえます。

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Play 1980y

メルボルンでのライブ盤
Disc 1には1980年オーストラリア・メルボルンでのコンサートの模様を、
Disk 2には78年マンチェスターでのコンサートの模様を収録した、
ライヴ・アルバム2枚組デラックス・エディションです。 Disc2は未発表音源

すいません。これ聴いた事無いんです・・。

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Magic, Murder & Weather 1981y

マガジンのラストアルバムです。ジョン・マクガフが脱退してしまい、
変幻自在なギターの音色はこのアルバムは聴こえません。
後任にベン・マンデルソンがギターで加入しましたが、
バリー・アダムソンのベースとデイヴ・フォーミュラのキーボードが
マガジン色を保っているといった感じの音です。

それゆえ評価は決して高くないアルバムですが、
個人的にはギターの比重が減った分、チョッと寂しいですが、
ディヴォートのポップセンスのルーツが見え、意外と面白く感じました。
特に"About the Weather"や"Suburban Rhonda"に見られるスタイルは興味深いです。

ハワード・デヴォートも、このアルバムをもってマガジンとしての活動を終え、
彼はその後「Luxuria」で音楽シーンにカム・バックを果たすこととなります。

どうですか・・・?

チョッとUK音楽シーンに詳しい方であれば、
名前ぐらいは必ず聴いた事のあるバンドにメンバー達が結成したり、在籍していました。

明らかにパンクとは違った地平を目指した存在感と革新性を持った、
80年代ニューウェーブ界?の金字塔バンドだと思っています。

イギリスのニューウェーブムーブメントをご紹介する上で外せないバンドです。

英国車を取り扱いする当店としては、皆さまにチョッと掘り下げて、
私がリアルタイムで感じた、当時の空気を感じて頂ければと思います。
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Wed 2009-11-04

内燃機屋さん

いつもお世話になっている、内燃機屋さんです。

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機械加工、金属加工のプロフェッショナル。職人の仕事場です。

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私、不勉強でいつも加工の際にアドバイス頂いております。
「〇〇はコレ位にしときなさい・・・」
「燃焼室の・・・」
「こりゃダメだから・・・」
「あわせ面は〇〇位で・・・」なんて感じで、
顔は厳ついけど、話し方は朴訥。いつも有難う御座います。

現在シリンダーブロック一基、ヘッド一基お願いしています。
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Wed 2009-11-04

オイル漏れです。

埼玉にお住まいの「F」様のミニです。
着々とコンディションの初期化に努め、トラブルが出尽くし、
そろそろMK2仕様に・・・なんて思っていた矢先にオイル漏れです。

早速、お預かりさせて頂いて作業開始です。

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下回りを洗浄した後、リフトに上げ各部点検し、まずはオイルを抜きます。

まずは、タペットカバーよりのオイル滲みがブロック背面に回っているので、
タペットカバーパッキンを交換します。ここは素材がコルクなので熱でダメになります。
増し締めしてもパッキンが硬化していたり、きちんと装着されていないと、
オイル漏れを起こします。高価な部品ではないので増し締めしてダメなら、
新品交換を実施しましょう。

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続いては、以前のオイル交換で指摘していたシフトシールからオイル漏れ。
ミニのオイル漏れの定番。

車体下という普段目に付きにくい場所にあり、
ブーツで隠れているシフトシール。
シフトロッドとケースの接触部分に使用するこのシールは、
シフトチェンジを繰り返せば劣化していきます。

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シフトロッドの接続部分にピンがささっています。
このピンを抜く為にニュートラルの状態だとピンが真横に向いていて抜きづらいので、
まずは、バックギアに入れ、ピンの向きを変えてあげます。

ポンチを使ってピンを叩いて引き抜き、ピンが抜ければシフトロッドはフリーとなるので、
シフトロッドを車体後方へ引けばブーツで覆われたシャフトが現われます。

あとは後方に外し、オイルシールを取り外します。
シールを入れるときは、シールに液体ガスケットまたはグリスを塗布し、
テーパー状になった面を外側にして取り付け、斜めにならない様に打ち込みます。
シフトシールを交換の際には一緒にブーツの交換もしましょう。

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そして、ブロックのオイルプレッシャースイッチからのオイル漏れです。
一度、取り外し当り面をさらってあげて、新品に交換します。

ブロック正面、背面を洗浄します。
ついでにデリバリーパイプの点検増し締めを行います。
これもミニのオイル漏れの定番です。

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それと今回、足回り異音との事で点検、ハブやラック等点検し、
ボールジョイントにガタがあり、分解グリス充填調整です。

また、ブレーキパッドが段減りしてチビていたので、
EBCのパッドのグリーンを投入。
FRエア抜きし、リアの効きの調整をして完成です。

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最後にヒーターバルブの動きが悪く、若干水漏れをしていたので、
バルブを新品に交換します。

一日置いて、オイルを入れテスト走行に出て足回りのチェック、OKです。

今回、シフトシールはアレですが、
イレギュラーなメンテを実施して頂いたので、MK2仕様は先送りとなりました・・・残念(笑)。
是非、次回こそMK2仕様のご依頼をお待ちしております。

ミニはオイル漏れはしょうがない・・なんて思っていませんか?
確かに滲みや軽微なオイル漏れは致し方ありませんが、気にしてりゃキリありませんが、
きちんと消耗品を交換すれば、オイル漏れは治ります。

是非、オイル交換の際に同時に作業をご依頼下さい。
洗浄や漏れの確認があるので、基本的にオイル漏れの修理はお預かりとさせて頂きます。
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